エルメスのバーキンは、世界で最も価値のあるバッグ と言われるほど人気があり、そのために市場には 精巧なスーパーコピー（偽物） が数多く流通しています。
「本物そっくりな偽物をどうやって見分けるの？」
「細部をチェックするだけで、偽物を見破ることはできる？」
本記事では、プロの鑑定士が教える「本物のバーキンと偽物の決定的な違い」 を解説します。ステッチ、刻印、ファスナー、素材、シリアル番号など、偽物業者が再現できないポイントを徹底チェック！
1. 偽物バーキンを見抜くために知っておくべきポイント
エルメスバーキン偽物は、一流の職人が手作業で仕上げるため、本物にはスーパーコピーにはない独特の特徴 があります。偽物は年々精巧になっていますが、次の 5つの決定的な違い をチェックすれば、見破ることができます。
2. 【ステッチ】職人技の縫製が決め手！
エルメスバーキン本物の特徴
- 「サドルステッチ（馬具製作技法）」 という特殊な手縫い技法を使用
- 縫い目の間隔が完璧に揃っている
- ステッチの糸が一定方向に流れており、ほつれがない
エルメスバーキン偽物の特徴
- ミシン縫い になっていることが多い（均一すぎて機械的な仕上がり）
- ステッチの間隔が微妙にズレている
- 糸が浮いていたり、縫い目の端にほつれがある
エルメスバーキン見分け方のポイント
縫い目をじっくり観察！わずかでも不揃いな縫製やほつれがある場合は偽物の可能性大！
3. 【刻印】フォントの違いが決定的なポイント
- 刻印が浅すぎる or 深すぎる（正規品は絶妙なバランスで刻まれる）
- フォントの形が微妙に違う（「È」のアクセントの位置や字体がズレていることが多い）
- ロゴの文字間隔が均一でない（「HERMÈS」と「PARIS」の間隔が広すぎる場合がある）
見分け方のポイント
刻印の深さとフォントのバランスをチェック！僅かな違いでも注意深く確認することが重要。
4. 【ファスナー】開閉の滑らかさと金具の質感
エルメスバーキン本物の特徴
- エルメス専用のYKKファスナーまたはRiriファスナーを採用
- 金具が高級感のあるゴールドメッキ or パラジウムメッキ仕上げ
- ファスナーを開閉したときに、滑らかな動きと心地よい抵抗感がある
エルメスバーキン偽物の特徴
- ファスナーの動きが引っかかる or スムーズすぎて安っぽい
- 金具の重さが軽すぎる（本物はしっかりとした重厚感がある）
- ファスナーの刻印が本物と異なる or ないことが多い
エルメスバーキン見分け方のポイント
ファスナーを開閉して、滑らかさと適度な抵抗感をチェック！軽すぎる金具や動きが悪い場合は要注意。
5. 【素材】本物は最高級レザーのみを使用
エルメスバーキン本物の特徴
- 最高級のカーフレザー（トゴ、エプソン、クレマンスなど）を使用
- レザー表面に自然なシボ（シワ）があり、均一ではなくナチュラルな風合い
- 手触りがしっとりとしつつ、適度な弾力がある
エルメスバーキン偽物の特徴
- レザー表面が不自然に均一すぎる（機械加工の合皮の可能性が高い）
- 手触りが硬すぎる or 柔らかすぎる（本物は適度なコシがある）
- 新品なのに革の香りがしない or 化学薬品のニオイがする
エルメスバーキン見分け方のポイント
革のシワや風合いをチェック！あまりにも均一な質感やニオイが違う場合は偽物の可能性あり。
6. 【シリアル番号】本物と偽物では配置が違う！
エルメスバーキン本物の特徴
- エルメスのバーキンには、バッグの内側に職人コードと製造年が刻印されている
- 2021年以降のモデルは、ランダムな英数字コードが使われている
- フォントや配置が正確で、刻印が美しく均一
エルメスバーキン偽物の特徴
- シリアル番号がなかったり、フォントが異なる
- シリアル番号の配置が正規品と異なる（本物は内側の特定の場所に刻まれる）
- 数字やアルファベットのバランスが崩れている
エルメスバーキン見分け方のポイント
シリアル番号のフォントと配置を細かくチェック！微妙なズレでも偽物の可能性大。
7. まとめ｜本物と偽物を一発で見分けるチェックリスト
縫製：サドルステッチが使われ、均一でほつれがない
刻印：フォントや間隔が完璧で、浅すぎず深すぎない
ファスナー：開閉がスムーズで、金具に適度な重厚感がある
素材：自然なシボがあり、均一すぎないナチュラルな革質
シリアル番号：適切な場所に刻印され、フォントが正規品と一致
「見た目が本物そっくり」でも、細部をしっかりチェックすれば偽物は必ず見破れます！
